1. HOME
  2. 社会保険労務士試験の勉強法
  3. 社労士勉強法(その2)

社会保険労務士試験の勉強法 − 社労士勉強法(その2)

過去問の活用法

社会保険労務士試験では、問題の半分ぐらいは過去問の焼き直しです。過去問だけでは合格できませんが、過去問が解けなければ合格できないのも事実です。

一通りインプット学習を終えた後に過去問を解くというのが通常のスタイルですが、社労士試験においては、インプット段階から過去問を並行して進めるとよいと思います。

テキストを1度回しただけで、過去問をスラスラ解けるような人はいません。しかし、初期の段階から過去問を解くことで、どこが特によく出題されているか、間違いやすい頻出論点はどこか、といった出題傾向を自分なりに確認することができます。そうして確認した重要項目、頻出論点をテキストの該当部分に書き込んでいくのです。

このようにすると、復習としても効果的ですし、テキストを2回目以降回していく場合に、過去問との関連で重点的に勉強すべき場所が分かるのでとても効率的です。

なお、インプット段階で過去問を使用する場合は、1科目分のテキストを通読したらその科目の過去問を解く、という方法がよいと思います。全科目のテキストを回してから過去問に入ると、最初の頃に勉強した科目は忘れてしまっていることが多いからです。

アウトプット(答案練習)で引き出しを増やす

とはいえ、いざ過去問をやってみると、テキストのどこを見ても載っていない、ということが結構あります。社労士試験は範囲が非常に広いうえ、試験傾向も徐々に変わっており、過去の出題範囲を全て載せてしまうとテキストが非常に分厚くなってしまうためです。

そのため、スクールによっても違いがありますが、テキストには最低限必要と思われる項目だけを掲載し、それ以外は答案練習を通じて知識を補充していく、という方針を取っているスクールが多くなっています。

答案練習などのアウトプット訓練を多くこなすことで、テキストだけでは不十分な過去の出題範囲を幅広くカバーでき、「見たことがない」「知らない」論点を減らすことができます。

テキストで重要項目を固めることが先決ですが、それとあわせて、答案練習や予想問題集などで問題演習を繰り返し、知識の引き出しを増やすことも重要です。

アウトプット訓練を通じて勉強した追加項目は、テキストの関連部分に書き込んだり、テキストをバラして挟み込んでいくと、情報が一元化できるのでよいと思います。